KASAMA (ラスター / 台皿 小)
ラスター / 台皿 小
笠間焼は二百五十年の歴史を誇る茨城県の焼物です。
すり鉢や水甕、貯蔵容器や瓶など、台所で使われるような民芸的な雰囲気の日用品を生産し、東日本を代表する陶磁器産地として大きく栄えました。
笠間の粘りのある土は大量生産には向いておらず、戦後になって他産地が量産に乗り出す中でも、轆轤やたたらで成形する手づくりの生産を続けたことで一時は衰退してしまいました。
近年、手づくりの器が見直されるようになり、再び産地が息を吹き返そうとしています。
この板皿は、オーストラリアからやってきた職人の手によるものです。
たたら作りで粘土を平板状に切り出し、天板に脚を付けて成形してゆきます。
二十人ほどの職人を抱えるこの工房では、各職人がそれぞれに作家として活動し多様なものづくりが展開されています。
大きな工房では、生地の成形、釉掛け、絵付け、焼成など、それぞれ分業されることが多いのですが、ここでは全ての工程を自身で担い、手づくりの作品を完成させています。
- 品番 : TSKZ00206
- バリエーション : ラスター / 台皿 小
- サイズ : W220×D220×H15
- 材種 : 陶器 / ラスター
□陶磁器製品の取扱いついて
詳しくは陶磁器についてをご覧ください